【新唐人2013年11月13日付ニュース】スモッグに覆われている中国の首都北京。近年、肺がん発病率が急増しているそうです。北京市衛生局が発表した最新データによるとここ10年で、肺がんの発病率は50%以上上昇しています。
北京市衛生局が先日発表した最新データによると、2002年に10万人あたり39.56人だった肺がん患者数が、2011年になると、63.09人に増加しています。
中国の大手企業病院医師 唐さん
“中共の体制を理解している人なら分かると思いますが、このデータは間違いなく
縮小されています。実際の状況はこれより
遥かに深刻なはずです“
去年、北京市衛生局は2001年から2010年の間、北京市の肺がん発病率は56%上昇したと発表しました。では、肺がんが増えた原因は一体何なのでしょうか。
元広州軍区第二問診部医師 譚娓さん
“スモッグが多すぎる微小粒子状物質(PM2.5)が多すぎる。大気汚染が深刻すぎます“
世界保健機関WHO傘下の国際癌研究機関は、大気汚染に接触する頻度が高いほど肺がんにかかるリスクが高いと指摘しています。最近、中国江蘇省では8歳の児童が肺がんと診断されました。
中国の某大手企業病院医師 唐さん
“中共の各レベルの政府機関は「政治業績プロジェクト」「面子プロジェクト」のために、自然資源に対し破壊的な開発を行った結果、このような深刻な汚染と劣悪な環境を招いています”
「2012年中国腫瘍登記年報」によると、中国では毎年312万人があらたに癌にかかり、これは一日平均8550人ががんと診断される計算になります。中でも、発病率が最も高いのは肺がんだそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/11/11/atext1002001.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/ 映像編集/)